アスペンドス【Aspendos】
小アジアにあった古代都市。現在のトルコ南西部の都市アンタリヤの東約50キロメートルに位置する。紀元前1000年頃からギリシャ人が移住し、古代ローマ時代はパンフィリア地方の主要都市として栄えた。紀...
アズ‐イズ【as is】
《「修理せず、不良個所があっても」の意》そのままで。保証なしで。現物のままで。→現状有姿
あずさ‐がわ【梓川】
長野県中西部を流れる川。槍ヶ岳に源を発し、上高地を経て松本盆地で奈良井川と合流して犀川(さいがわ)となる。長さ77キロ。
あずまりゅう‐にげんきん【東流二弦琴】
八雲琴(やくもごと)を実用的に改良した二弦琴。明治の初め、初世藤舎蘆船(とうしゃろせん)が考案。主として家庭内で俗曲に使用された。
あぜち【按察使】
令外(りょうげ)の官の一。奈良時代、国司の施政や諸国の民情などを巡回視察した官。平安時代には陸奥(むつ)・出羽だけを任地とし、大納言・中納言の名目上の兼職となった。あんさつし。
あたたかさ‐の‐しすう【暖かさの指数】
月平均気温がセ氏5度を超えた月だけ取り出し、各月の平均気温から5度を差し引いた値を合計したもの。一般に、植物の活性には5度以上の温度が必要とされる。そのため、植物の生育可能期間についての積算温度...
あたらしがり‐や【新しがり屋】
ことさらに流行を追い、最新のものを良しとする人。
あだち‐が‐はら【安達ヶ原】
福島県二本松市、阿武隈川東岸の称。また、安達太良山(あだたらやま)東麓(とうろく)ともいう。昔、鬼婆が住んでいたという伝説がある。[歌枕] 謡曲。「黒塚」の観世流における名称。
あだ‐の‐おおの【阿太の大野】
奈良県五條市北東部、吉野川沿岸の地域。萩(はぎ)の名所。[歌枕]「ま葛原なびく秋風吹くごとに—の萩の花散る」〈万・二〇九六〉
あっ‐か【悪貨】
質の悪い貨幣。貨幣としての品質の劣るもの、地金(じがね)の価格が法定価格より低いもの、すり減ったものなど。⇔良貨(りょうか)。