げんしょく‐ばん【原色版】
黄・シアン・マゼンタの三原色インキ、またはこれに墨を加えて、原画と同じ色彩を出す網目凸版印刷。また、その印刷物。3枚または4枚の版を作り、3回または4回刷り重ねる。細密な色彩効果が得られ、美術複...
こうざん‐しょくぶつ【高山植物】
主に高山帯に生育する植物。小形の多年生草木や小低木が多く、地下部が発達し、花は鮮やかな色彩をもつ。生長期間が短いので花が一斉に咲き、お花畑ができる。コケモモ・チングルマ・イワオウギなど。
こう‐し【紅紫】
くれないとむらさき。転じて、種々の美しい色。「柱は花鳥を刻みなして、—の色彩を極(きわ)めたるさま」〈眉山・宝の山〉
コリウール【Collioure】
フランス南部、オクシタニー地方ピレネー‐オリアンタル県の県都ペルピニャン近郊の、地中海に面する港町。20世紀初頭、画家アンリ=マチスやアンドレ=ドランが訪れ、後に鮮やかな色彩を大胆に用いる「フォ...
コロリスト【(フランス)coloriste】
色彩を専門に扱う人。特に、服飾業界で、服のデザインや流行に基づいて素材の色やプリントの配色を決める人をいう。一般に色彩専門家は「カラリスト」ということが多い。
こんぜん‐いったい【渾然一体】
すべてがとけ合って一つのものになるさま。「光や音、色彩が—となって迫る」
ごく‐さいしき【極彩色】
1 種々の鮮やかな色を用いた濃密な彩り。また、派手でけばけばしい色彩。 2 派手な服装や厚化粧。「何時(いつ)よりは—のただ京人形を見るように思われて」〈一葉・たけくらべ〉
ごしき‐の‐さけ【五色の酒】
カクテルの一。色彩・比重の異なる5種類のリキュールを一つのコップに入れ、色とりどりの層ができるようにしたもの。フランスで始まり、日本では明治末から昭和にかけて銀座で流行。
ごみ‐たろう【五味太郎】
[1945〜 ]絵本作家。東京の生まれ。デザイナーを経て、斬新なタッチと鮮やかな色彩感覚を駆使した絵本を数多く著し、日本屈指の人気絵本作家となる。海外でも高い評価を得て、国内外を問わず多くの賞を...
さい【彩】
[常用漢字] [音]サイ(呉)(漢) [訓]いろどる 1 美しい色をつける。いろどり。「彩色/光彩・色彩・水彩・精彩・多彩・淡彩・迷彩」 2 姿や様子。「神彩」 [名のり]あや・たみ