ふん‐うん【紛紜】
《連声(れんじょう)で「ふんぬん」とも》 [名](スル)物事の入り乱れていること。事がもつれること。また、その乱れ。もめごと。ごたごた。「徒らに事件を—させとる愚な芝居だと」〈滝井・無限抱擁〉...
ぶんや‐ぶし【文弥節】
1 古浄瑠璃の流派の一。延宝(1673〜1681)のころ、大坂の岡本文弥が創始。哀調を帯びた旋律が特徴で、泣き節といわれて人気を博したが、宝永年間(1704〜1711)には衰滅。 2 民俗芸能と...
ぶんらく【文楽】
「文楽座」の略。 《大正中期以降、文楽座が唯一の専門劇場となったところから》人形浄瑠璃芝居の通称。→人形浄瑠璃
ぶんらく‐にんぎょう【文楽人形】
文楽の操り芝居に使う人形。
プレー【play】
[名](スル)《「プレイ」とも》 1 遊ぶこと。遊戯。「—ルーム」「—スポット」「—ゾーン」 2 競技すること。また、競技やその技。「堂々と—する」「ファイン—」「セット—」 3 演劇。芝居。「...
プロンプ【prompt】
芝居やテレビなどで台詞(せりふ)を忘れた俳優に陰からそっと台詞を教えること。また、その台詞のこと。→プロンプター
ほう‐らく【法楽】
1 仏法を味わって楽しみを生じること。また、仏の教えを信受する喜び。釈迦が悟りを開いたのち1週間、自分の悟った法を回想して楽しんだことが原義。 2 経を読誦(どくじゅ)したり、楽を奏し舞をまった...
ほね‐ぼそ【骨細】
[名・形動]骨が細いこと。体格がほっそりしてきゃしゃなこと。また、そのさま。⇔骨太。「芝居に出て来る若旦那そのままにきゃしゃで—なのがあり」〈谷崎・春琴抄〉
ほん‐まく【本幕】
1 能や狂言で、揚げ幕を2本のさおで上までいっぱいに、内側へはね上げること。シテ・ワキなどの出入りに用いる。→片幕 →半幕 2 歌舞伎の幕で、中央で二つに割って左右へ開ける引き幕。上方の大芝居に...
ほん‐みず【本水】
歌舞伎の演出で、川・池・井戸などの場面に本物の水を使うこと。また、その水。一種の外連(けれん)演出で、夏芝居などに行われる。