はなしずめ‐の‐まつり【花鎮めの祭(り)】
⇒鎮花祭(ちんかさい)
はな‐したかげ【花下陰】
「花陰」に同じ。
はな‐しね【花稲】
神に供えるため米を紙に包み、木の枝などに結びつけたもの。「山桜吉野詣での—を尋ねん人の袖に包まん」〈夫木・四〉
はな‐しのぶ【花忍/花荵】
ハナシノブ科の多年草。九州の山地に自生し、高さ約90センチ。葉は羽状複葉で、小葉は披針形(ひしんけい)。夏、青紫色の花を円錐状につけ、浅い鐘形で先が五つに裂けている。
はな‐しょうぶ【花菖蒲】
アヤメ科のノハナショウブから改良した園芸種。葉は剣状で中脈が隆起する。5、6月ごろ、紫色・白色・絞りなどの大きな花を開く。江戸時代から改良が始まり、品種が多い。栽培地は4〜9月に水があり、他は乾...
はな‐じお【花塩】
型に入れて花の形に作った焼き塩。もと、兵庫県赤穂の名産。
はな‐じゅんさい【花蓴菜】
アサザの別名。
はな‐すげ【花菅】
キジカクシ科の多年草。短い根茎の先に、長さ約50センチの線形の葉が2列に集まってつく。7月ごろ、白色の小花が穂状に咲く。中国の原産で、古く薬用として移入された。
はな‐すすき【花薄】
[名] 1 穂の出た薄。尾花。《季 秋》「—風のもつれは風が解く/蓼汀」 2 襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は薄縹(うすはなだ)。 [枕]薄の穂の意から、「穂に出づ」「ほのか」にかかる。...
はな‐ずおう【花蘇芳】
マメ科の落葉低木。葉は心臓形。春、葉より先に、赤紫色の蝶形の花が密生して咲く。中国の原産。《季 春》