きり‐ばな【切(り)花】
枝・茎をつけたまま切り取った花。生け花などに用いる。
きん‐か【槿花】
1 ムクゲの花。朝に開いて夕方にはしぼむところから、はかない栄華のたとえにされる。 2 アサガオの花。
きん‐か【金花】
1 黄金製の飾り花。「垣に—を掛け」〈謡・関寺小町〉 2 アキノキリンソウの別名。
きんぎん‐か【金銀花】
スイカズラの花。漢方で乾燥したものを解熱・解毒薬に用いる。花が白色から2、3日後に黄色になるところからの名。
きんこう‐か【金紅花/金光花】
キンコウカ科の多年草。本州中部以北の高山などの湿原に群生。高さ20〜50センチ。葉は線形で、根から2列に重なって出る。夏、黄色い6弁花を穂状につける。
きんせん‐か【金盞花】
キク科の一年草または越年草。高さ15〜50センチ。葉は長卵形で厚くて柔らかい。夏、淡黄色・黄赤色の頭状花をつける。南ヨーロッパの原産。切り花にし、花壇にも植えられる。こがねぐさ。ときしらず。長春...
きんぽう‐げ【金鳳花/毛茛】
1 キンポウゲ科の双子葉植物の総称。約2500種が北半球の温帯・寒帯に分布。一年草または多年草で、まれに低木。葉は三出複葉あるいは手のひら状に切れ込む単葉。花は、萼(がく)が花びら状となるものも...
きんれい‐か【金鈴花】
スイカズラ科の多年草。山地の林内などに生え、高さ30〜60センチ。葉は手のひら状に三〜五つに裂けていて、互生する。夏、黄色の筒状の小花が密に集まって咲く。白山おみなえし。
きんれん‐か【金蓮花】
ノウゼンハレンの別名。《季 夏》
きん‐れんげ【金蓮花】
1 仏前に供える金色の蓮華(れんげ)の造花。こんれんげ。 2 アサザの別名。