みらい‐は【未来派】
《futurism》20世紀初頭、イタリアに興った芸術運動。詩人マリネッティが首唱。伝統的な文化・芸術を排撃し、スピード・騒音など、機械文明のダイナミックな運動感覚の表現を重んじた。未来主義。
みらいはせんげん【未来派宣言】
《原題、(フランス)Manifeste du futurisme》1909年2月20日、イタリアの詩人、マリネッティが、フランスの新聞「フィガロ」紙上にフランス語で発表した芸術論。19世紀的価値...
みんかん‐がいこう【民間外交】
政府関係者によらず、民間人によって行われる外交。芸術・学術・スポーツなどによる親善外交などが中心となる。
みん‐げい【民芸】
一般民衆の生活の中から生まれた、素朴で郷土色の強い実用的な工芸。民衆的工芸。大正末期、日常生活器具類に美的な価値を見出そうと、いわゆる民芸運動を興した柳宗悦(やなぎむねよし)の造語。「—調の家...
みんしゅう‐げいじゅつ【民衆芸術】
民衆が作り出す、また、民衆のための芸術。日本では大正中期、大杉栄らによって論じられ、詩壇では白鳥省吾らの民衆詩派が台頭、プロレタリア文学の先駆となった。
ムイデン‐じょう【ムイデン城】
《Muiderslot》オランダ、ノルトホラント州ムイデンにある城。1280年頃、フロリス5世伯爵により要塞として建造。1296年に破壊され、1370年に再建された。17世紀に詩人ピーテル=コル...
むけい‐ぶんかざい【無形文化財】
演劇・音楽・工芸技術その他の日本の無形の文化的所産で、歴史上または芸術上価値の高いもの。そのうち特に重要なものを文部科学大臣が重要無形文化財として指定し、併せてその保持者または保持団体を認定する...
むさしのインディアン【武蔵野インディアン】
三浦朱門の小説。昭和57年(1982)刊。武蔵野出身の男たちの再会を通じ、戦後日本の知識人の姿を描く。第33回芸術選奨文部大臣賞を受賞。
ムタツミンダ‐さん【ムタツミンダ山】
《Mtatsminda》ジョージアの首都トビリシの市街西方にある山。標高727メートル。グルジア語(ジョージア語)で「聖なる山」を意味する。中腹のパンテオンとよばれる聖ダビデ教会には共同墓地が...
ムーブメント【movement】
1 政治上・社会上・芸術上などの、運動。 2 時計などの動く部品。 3 絵画・彫刻などに表現された躍動感。ムーブマン。 4 音楽で、楽章。