み‐ばえ【実生え】
草木が種子から発芽して生育すること。また、その草木。みしょう。
みょう‐が【茗荷】
《「めが(芽香)」の音変化という。「茗荷」は当て字》 1 ショウガ科の多年草。地下茎が横に伸び、地上茎は高さ50センチ〜1メートル。葉は長楕円形で、互生。夏から秋にかけ、地際に苞(ほう)が2列に...
み‐らい【味蕾】
脊椎動物の味覚器。主に舌の粘膜の乳頭に分布する、花の蕾(つぼみ)状の器官。頂部の小孔から味の刺激を受け、味覚神経に伝える。味覚芽。
むか‐ご【零余子】
葉の付け根にできる、多肉で球状の芽。地上に落ちると根を出して、新しい個体となる。ヤマノイモでは茎、オニユリでは鱗片葉が変化してできる。鱗芽。珠芽。肉芽。ぬかご。《季 秋》「雨傘にこぼるる垣の—か...
むがほう‐きん【無芽胞菌】
《「無芽胞細菌」とも》芽胞を形成しない細菌をいう。芽胞非形成菌。→芽胞菌
むがほう‐さいきん【無芽胞細菌】
⇒無芽胞菌
むぎ【麦】
イネ科のオオムギ・コムギ・ライムギ・エンバクなどの総称。秋に芽が出て冬を越し、夏に開花、結実する。古くから栽培され、食用・飼料として広く利用される。《季 夏》「行く駒の—に慰むやどりかな/芭蕉」
むぎ‐ふみ【麦踏み】
早春に麦の芽を足で踏みつける作業。霜柱を防いで根張りをよくし、また、麦が伸びすぎないようにするために行う。《季 春》「歩み来し人—をはじめけり/素十」
むぎ‐もやし【麦萌やし】
⇒麦芽(ばくが)
むささび【鼯鼠/鼺鼠】
《古くは「むざさび」とも》リス科の哺乳類。リスに似て、体長約40センチ、尾長約35センチ。背面は灰褐色で、目の上からほおにかけ白帯がある。森林にすみ、夜行性。前後の足の間にある飛膜を広げて木から...