こ‐せがれ【小倅】
1 年の若い男子をののしっていう語。「生意気な—」 2 自分の息子をへりくだっていう語。
こぞっ‐こ【小僧っ子】
年若い男子をののしっていう語。青二才。こわっぱ。
こ‐ども【子供】
《「ども」は接尾語で、本来は複数であるが、今では多く単数に用いる》 1 年のいかない幼い者。児童。小児。わらべ。わらんべ。また、多くの子。子ら。「幼稚園の—」⇔大人。 2 親がもうけた子。むすこ...
この‐ごろ【此の頃】
《上代では「このころ」》 1 少し前の時から現在にかけての期間。ちかごろ。最近。「—の若い者」「—よく物忘れする」 →最近[用法] 2 ちかいうち。近日。「今—の程に参らせむ」〈源・野分〉 3 ...
小袋(こぶくろ)と小娘(こむすめ)
1 小袋は物があまり入らないようにみえて案外多く入るように、小娘は費用がかからないようにみえて案外かかるの意。 2 小袋はほころびやすく、若い娘は傷つきやすくて目が離せないの意。小娘と小袋は油断...
こ‐ぼうし【小法師】
1 年若い僧。 2 中世・近世、御所に出入りし、掃除などをした身分の低い者。
こ‐まつ【小松】
小さい松。若い松。
こまつ‐な【小松菜】
アブラナの変種。野菜として栽培され、葉を汁の実・漬け物・浸し物などにする。若いものをうぐいす菜ともよぶ。江戸時代の産地の一つ、江戸川区小松川にちなむ名ともいわれる。
こも‐づの【菰角】
マコモの茎に黒穂菌(くろぼきん)が寄生して生ずる竹の子状のもの。若いものは沖縄地方や中国などで食用とする。また、熟して黒くなったものを日本ではお歯黒などに用いた。こものこ。
こ‐もの【小者】
1 身分の低い奉公人。丁稚(でっち)。小僧。 2 武家の雑役に使われた者。小人(こびと)。 3 年若い人。「おのれほどの—と組んで勝負はすまじきぞとて」〈太平記・九〉