こん‐きゅう【困窮】
[名](スル) 1 困り果てること。困り苦しむこと。「不況対策に—する」 2 貧しいために生活に苦しむこと。「—した家庭」
こん‐く【困苦】
[名](スル)困り苦しむこと。また、そのような状態。「—に耐える」「—を嘗(な)める」「天災が重なって—する」
こん‐ぜつ【困絶】
この上もなく困窮すること。食料などが欠乏し非常に苦しむこと。
こん‐ぼう【困乏】
[名](スル)貧乏に苦しむこと。「支体健康なる時は、旅行の手当に—す」〈竜渓・経国美談〉
こん‐やく【困厄】
苦しむこと。困難。難儀。「叔母が心を和げて共に—に安んずる事が出来たら」〈二葉亭・浮雲〉
ご‐か【午下】
昼過ぎ。昼下がり。午後。「—の永きを苦しむ山鳩の声」〈荷風・ふらんす物語〉
さん‐つう【惨痛】
ひどく心をいためること。ひどく苦しむこと。また、その苦しみ。「腸日ごとに九廻すともいうべき—をわれに負わせ」〈鴎外・舞姫〉
しきん‐ぐり【資金繰り】
資金の調達・運用。資金のやりくり。かねぐり。「—に苦しむ」
しちてん‐ばっとう【七転八倒/七顛八倒】
[名](スル)《7度も転んだり倒れたりする意》転げ回ってもがき苦しむこと。しってんばっとう。「—してのたうち回る」「—の苦しみ」
しっ‐く【疾苦】
1 病気で苦しむこと。病苦。 2 悩み苦しむこと。難儀。「セーベの人民、夫れ是より、—せん乎」〈竜渓・経国美談〉