いわい‐ちゃ【岩井茶】
岩井半四郎が衣装に好んで用いた茶色。灰色がかってくすんだ茶色。
いわし‐ゆ【鰯油】
イワシから搾り取った油。茶色で不快臭がある。塗料油の原料などにする。
インパラ【impala】
ウシ科の哺乳類。アフリカに分布する中形レイヨウ。体高77〜100センチ。背は赤茶色。雄にだけ角があり、長さ50〜75センチに達する。跳躍力があり、走るのが速い。
うす‐がき【薄柿】
柿渋で染めた薄い赤茶色。薄柿色。また、その色をした帷子(かたびら)。「川風や—着たる夕涼み/芭蕉」〈卯辰集〉
うす‐ちゃ【薄茶】
1 抹茶の一。製法は濃い茶と変わらないが、古木でないチャの葉から製するもの。また、それでたてた茶。濃い茶より抹茶の量を少なくする。おうす。→薄茶点前 →濃い茶 2 薄い茶色。薄茶色。
うずら【鶉】
1 キジ科の鳥。全長約20センチ、体は丸く尾は短い。全体に茶色で、黄白色の縦斑と黒斑とがある。草原にすみ、地上を歩き回る。ユーラシア・北アフリカに分布。古くは鳴き声を楽しむために飼育された。肉・...
うずら‐ふ【鶉斑】
1 茶色に黒白の斑紋のある文様。 2 陶器で、鉄質の黒釉(くろぐすり)が局部的に酸化し、赤褐色で表れた小斑。→鶉手
うずら‐まめ【鶉豆】
インゲンマメの一品種。豆は薄茶色で、赤茶色の斑点がある。煮豆・甘納豆などにする。《季 秋》
うま‐すげ【馬菅】
カヤツリグサ科の多年草。水辺に生え、高さ50〜60センチで、スゲの中でも特に大きい。初夏、茎の先に白茶色がかった雄花の穂、その下に淡緑色の雌花の穂をつける。
うめ‐ぞめ【梅染(め)】
1 紅梅の樹皮や根を煎(せん)じた汁で染めること。また、染めたものやその色。赤みのある茶色のものを赤梅、黒ずんだ茶色のものを黒梅という。 2 「梅襲(うめがさね)」に同じ。