かね‐づかい【金遣い】
1 金銭のつかい方。金銭をつかう程度。「—が荒い」 2 金銭を浪費すること。また、その人。「—を始めたので早速離縁した」〈蘆花・思出の記〉
かね‐びら【金片】
[名]金銭。「—で枕を付けるのは嫌ぢゃああるまいか」〈人・雪の梅・四〉 [形動]《「金片を切る」の略。近世江戸語》金遣いが荒いさま。「茶飯(さはん)さんも生姜(しゃうが)の(=ケチナ)癖に—...
かん【悍】
[音]カン(漢) 気が強く荒い。たけだけしい。「悍馬・悍婦/勁悍(けいかん)・剛悍・精悍・剽悍(ひょうかん)」 [名のり]いさむ
かん‐ぷ【悍婦】
気の荒い女。じゃじゃ馬。
き‐なが・す【着流す】
[動サ五(四)]羽織や袴(はかま)をつけずに和服を着る。また、着物を無造作に着る。「荒い縞の着物をぞろりと—・して」〈漱石・明暗〉
きんぴら‐じま【金平縞】
太くて荒い縞柄の織物。
げんかい‐なだ【玄界灘/玄海灘】
九州北西部の海域。西は対馬海峡、東は響(ひびき)灘に連なる。冬季は風波が荒い。 (玄界灘)金達寿の長編小説。昭和27年(1952)から昭和28年(1953)にかけて「新日本文学」誌に連載。日...
こと‐ば【言葉/詞/辞】
1 人が声に出して言ったり文字に書いて表したりする、意味のある表現。言うこと。「友人の—を信じる」 2 音声や文字によって人の感情・思想を伝える表現法。言語。「日本の—をローマ字で書く」 3 文...
しゅもく‐ざめ【撞木鮫】
ネズミザメ目シュモクザメ科の海水魚の総称。頭部が左右に突き出て丁字形をし、その両端に目がある。魚食性で、性質は荒い。世界に9種、日本近海に3種が分布。かせぶか。
じん‐き【人気】
1 その地域の人々の気風。にんき。「—が荒い」 2 人々の受け取りよう。気受け。評判。にんき。「講釈風のレクチュアが妙に書生の—を集めた」〈魯庵・社会百面相〉 3 群集した人々の熱気。また、人々...