ばく‐ばく【漠漠】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 広々として果てしないさま。「—たる荒野」 2 ぼんやりとしているさま。とりとめのないさま。「空々—」「—たる挨拶をした」〈漱石・虞美人草〉
ひどいかんじちちいのうえみつはる【ひどい感じ 父・井上光晴】
井上荒野の著書。平成14年(2002)刊行。自身の父である井上光晴の破天荒な人生を描く。
ま‐くさ【真草】
草の美称。特に、屋根をふくのに用いる草をいう。「—刈る荒野にはあれど黄葉(もみちば)の過ぎにし君が形見とそ来し」〈万・四七〉
マナ【manna】
モーセに率いられてエジプトを脱出したイスラエル民族が、荒野を放浪中、神から奇跡的に与えられたという食物。旧約聖書「出エジプト記」16章に述べられている。マンナ。
み‐かい【未開】
1 文化・文明がまだ十分に発達していないこと。「—の奥地」 2 土地がまだ開拓されていないこと。「—の荒野」 3 仕事や研究のある分野がまだ開拓されていないこと。「—の領域」 4 花がまだ咲かな...
みんすう‐き【民数記】
旧約聖書のモーセ五書の第4書。エジプトを出たイスラエルの民が、シナイ山を出発し、荒野を40年間放浪した後、約束の地カナンを臨むヨルダン川東岸に到達するまでの出来事が記されている。書名は、シナイ山...
や【野】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]の [学習漢字]2年 〈ヤ〉 1 のはら。「野営・野外/原野・広野・荒野・山野・戦野・田野・平野・牧野・緑野・林野」 2 自然のままの。「野趣・野獣・野生」 3 い...
やせいのよびごえ【野性の呼び声】
⇒荒野の呼び声
わたしのヌレエフ
井上荒野の短編小説。平成元年(1989)、第1回フェミナ賞受賞。