のし‐うめ【熨斗梅/熨梅】
菓子の一。熟した梅の実をすりつぶし、寒天・砂糖を加えてゼリー状に固め、竹の皮に挟んだもの。山形・水戸などの名産。
の・びる【伸びる/延びる】
[動バ上一][文]の・ぶ[バ上二] 1 ものの長さ・高さ・広がりが増す。 ㋐(伸びる)生長して、長くなったり、高くなったりする。「背が—・びる」「すらりと—・びた脚」「枝が—・びる」 ㋑(延びる...
ノン‐フライ
《(和)non+fry》油で揚げていないこと。特に、スナック菓子やインスタントラーメンなどの製造の際に、油で揚げず、焼いたり、熱風などによって乾燥させたりしたものをいう。
はえ‐つ・ける
[動カ下一]ごまかして取る。かすめる。「とっくに上菓子をここに—・けておいたを知らぬやつさ」〈滑・膝栗毛・八〉
はくせつ‐こう【白雪糕】
粳米(うるちまい)ともち米の粉に白砂糖やハスの実の粉をまぜて作った落雁(らくがん)状の干菓子。砕いて湯に溶かし、母乳の代用にもした。
はさ・む【挟む/挿む】
[動マ五(四)] 1 物と物との間に差し入れる。「しおりを本に—・む」「パンにハムを—・む」 2 物と物との間に入れて落ちないようにする。両側から物をしっかり押さえる。「箸(はし)で菓子を—・...
はす‐の‐み【蓮の実】
ハスの種子。未熟なものは甘いので生食し、完熟したものは乾燥して菓子や料理の材料に用いる。《季 秋》
はぜ【粶/爆米/葩煎】
もち米を煎(い)ってはぜさせたもの。江戸時代、年賀の客に出したり蓬莱台(ほうらいだい)の下に敷いたりした。また、雛の節句の菓子ともした。《季 新年》
はっか‐とう【薄荷糖】
砂糖に薄荷の香りをつけて煮固めた菓子。
はったい【糗/麨】
大麦をいって焦がし、ひいて粉にしたもの。砂糖を加えたり、湯で練ったりして食べ、また干菓子の材料とする。麦こがし。香煎(こうせん)。はったい粉。《季 夏》「—にわすれてゐたる訛(なまり)かな/楸邨」