あお‐な【青菜】
1 緑色の葉菜。カブ・コマツナ・ホウレンソウなど。 2 カブの古名。〈新撰字鏡〉
あき‐やさい【秋野菜】
秋に成熟する野菜。サツマイモ・ナガイモ・ゴボウ・キノコ類など。→春野菜 →夏野菜 →冬野菜
あさがお‐な【朝顔菜】
ヒルガオ科の多年草ヨウサイの別名。
あさざ【莕菜/荇菜】
《古くは「あざさ」》ミツガシワ科の水生の多年草。葉は沼などの水面に浮かび、円形で、表面は緑色、裏面は茶色がかった紫色。夏、水面より高く花茎を伸ばして黄色の花をつける。《季 夏》「天竜寺—いっぱい...
あぜ‐な【畦菜】
アゼナ科の一年草。畦や道端に生えて、茎は四角柱。葉は卵円形で葉脈が目立つ。夏から秋にかけて淡紅紫色の小花をつける。
あぶら‐な【油菜】
アブラナ科の越年草。高さ約1メートル。葉は裏面が白みを帯びる。春、花びら4枚が十字形に並ぶ黄色の花が総状に咲く。実は細長いさやで、中に黒褐色の小粒の種子があり、これから菜種油をとる。中国から渡来...
あま‐な【甘菜】
ユリ科の多年草。日当たりのよい原野に生える。卵形の鱗茎(りんけい)から広線形の葉が2枚出る。春、約20センチの茎の先に白い花を1個開く。鱗茎を食用とする。むぎぐわい。まつばゆり。
いそ‐な【磯菜】
磯辺に生える食用海藻の総称。いそなぐさ。「こよろぎの磯たちならし—摘むめざしぬらすな沖に居(を)れ波」〈古今・東歌〉
いちじゅう‐いっさい【一汁一菜】
汁一品、おかず一品だけの食事。粗末で質素な食事。
いちじゅう‐ごさい【一汁五菜】
日本料理の献立の一。汁一品に、膾(なます)・坪・平皿(ひらざら)・猪口(ちょく)・焼き物を添えたもの。