もえ【萌え】
ある人や者に対して抱く、強い愛着心・情熱・欲望などの気持ちをいう俗語。必ずしも恋愛感情を意味するものではない。「—袖」 [補説]平成2年(1990)前後から漫画・アニメ愛好者の間で使われ始めたと...
もえ‐い・ず【萌え出づ】
[動ダ下二] 1 草木が芽を出しはじめる。芽ぐむ。「石(いは)走る垂水の上のさわらびの—・づる春になりにけるかも」〈万・一四一八〉 2 心の中に生じる。きざす。「春くれば雪の下草下にのみ—・づる...
もえ‐キャラ【萌えキャラ】
俗に、萌えを感じさせる漫画・アニメなどのキャラクター。
もえ‐ぎ【萌え木】
若葉の芽吹きはじめた木。「老いにけり庭の—の木暗きにそこはかとなき涙止まらで」〈為頼集〉
もえ‐しゃ【萌え車】
⇒痛車
もえ‐そで【萌え袖】
セーターやアウターなどを、袖口から手を完全に出さずに着ること。また、そのように着る大きめの衣服や袖丈の長い衣服の袖。 [補説]幼く見えることで、見る者に「萌え」の気持ちを起こさせるところから。
もえ‐た・つ【萌え立つ】
[動タ五(四)]草木が盛んに芽ぶく。「嫁菜餅草の誰はばからず—・つなど」〈露伴・いさなとり〉
もえ‐だ・す【萌え出す】
[動サ五(四)]草木の芽が出はじめる。萌え出る。「若草が—・す」
もえ・でる【萌え出る】
[動ダ下一]草木が芽を出す。萌えだす。「ヤナギが—・でる」
も・える【萌える】
[動ア下一][文]も・ゆ[ヤ下二] 1 草木が芽を出す。芽ぐむ。「若草—・える野山」 2 俗に、ある物や人に対し、一方的で強い愛着心・情熱・欲望などの気持ちをもつ。→萌え