ちりっ‐ぱ【塵っ葉/塵っ端】
《「ちりっぱ一つ」などの形で、あとに打消しの語を伴って用いる》塵を強めていう語。また、きわめて小さい物事や、ごくわずかのもののたとえ。「—一つも軽んぜずに研究する厳粛な態度は」〈風葉・青春〉
ちんすい‐よう【沈水葉】
⇒水中葉
ちん‐よう【椿葉】
《「荘子」逍遥遊に見える大木の椿は、八千年を一つの春または秋とするとあるところから》大椿(だいちん)の葉。長寿・永年のたとえ。
つきのおちば【槻の落葉】
江戸後期の歌文集。9巻4冊。荒木田久老(ひさおゆ)著。寛政年間(1789〜1801)の成立。和歌・随筆などを収録。
つた‐もみじ【蔦紅葉】
紅葉したツタの葉。《季 秋》「—朝から暮るるそぶりなり/一茶」
つるつる‐ことば【つるつる言葉】
流行語のように使われているうちに、その言葉本来の意味や豊かなニュアンスが失われ、注意を引くことなく聞き流される言葉。 [補説]作家井上ひさしの用語。平成19年(2007)10月27日、マスコミソ...
ていしゅつ‐よう【低出葉】
地上茎の基部に生じる葉。地表面に広がることが多い。高い位置につくられる苞(ほう)などを高出葉とよぶのに対していう。
てよだわ‐ことば【てよだわ言葉】
文末に「てよ」「だわ」などをつける言い方。明治中期ごろから女学生が使用しだし、若い女性に広まった。
てり‐は【照(り)葉】
草木の葉が紅葉して、美しく照り輝くこと。また、その葉。照り紅葉。《季 秋》「—して名もなき草のあはれなる/風生」
てん‐よう【点葉】
山水画で、木の葉を点またはそれに近い筆触で表現する手法。