くじら‐まく【鯨幕】
白と黒の布を1枚おきに縦に縫い合わせ、上下に黒布を横に渡した幕。葬式などに用いる。
けんか‐だい【献花台】
1 キリスト教、また、無宗教の葬式で死者に手向ける花を供える台。 2 事故、事件で死者の出た現場に置かれ、その死を悼む人々が花や供物を供える台。
けん‐そう【検僧】
江戸時代、葬式のとき、死者の髪剃(こうぞ)りをするため立ち合った僧。その死体に異状を認めたときは葬式を差し止めることができた。
こう【斯う】
[副]《「か(斯)く」の音変化》 1 話し手の行動、または、聞き手よりも話し手に近い関係にある事物の状況をさす。このように。こんなふうに。「—書くのは誤りです」「—なったからには、覚悟しなければ...
こう‐ふ【功布】
1 奈良・平安時代、雇用された者に報酬として支払われた布。 2 葬式の行列の先頭に立てる白旗。
さ‐がん【鎖龕】
1 葬式の際、遺体を納めた棺のふたをすること。 2 厨子(ずし)の戸を閉めること。
しお‐ばらい【塩払い】
葬式から帰宅したとき、家の入り口で塩を振りかけて身を清めること。
しき【式】
[音]シキ(呉) ショク(漢) [学習漢字]3年 1 一定のやり方。作法。きまり。「格式・旧式・形式・書式・正式・定式・複式・方式・洋式・様式・略式」 2 型をふんだ行事。「式典/儀式・挙式・葬...
しゅっ‐かん【出棺】
[名](スル)葬式のとき、死者を納めた棺を家から送り出すこと。
しょうじん‐やど【精進宿】
(近畿地方などで)葬式のときに、会葬者に出す食事の調理をする家。死によってけがれた喪家の火を忌み、近隣の家で調理する。