そうよ‐よめいり【葬輿嫁入り】
《嫁入りした娘が再び生家に戻らないようにと、婚礼を葬礼になぞらえたところから》葬礼の輿(こし)に乗った嫁入り。
そう‐れい【葬礼】
死者をほうむる儀式。とむらい。葬儀。葬式。喪礼。
そう‐れつ【葬列】
葬送の行列。
そう‐れん【葬殮/葬斂】
なきがらを棺に納め、ほうむること。また、その儀式。
はぶり【葬り】
《「はふり」とも》遺体をほうむること。葬送。ほうむり。「親いみじく騒ぎて取り上げて、泣きののしりて—す」〈大和・一四七〉
はぶ・る【葬る】
[動ラ四]《「はふる」とも》 1 死者を埋葬する。ほうむる。「神(かむ)—・り—・りいませて」〈万・一九九〉 2 火葬にする。「薪を積みて—・りて、上に石の卒塔婆を立てけり」〈著聞集・二〉
ほうぶり【葬り】
ほうむること。ほうむり。「死にたる人の—などえせぬをば」〈今昔・二九・一八〉
ほうぶ・る【葬る】
[動ラ五(四)]「ほうむる」に同じ。「生きて—・られる所だ」〈漱石・坑夫〉
ほうむり【葬り】
葬ること。埋葬。葬送。「—をしてから雨にも逢わないので」〈左千夫・野菊の墓〉
ほうむり‐さ・る【葬り去る】
[動ラ五(四)] 1 物事を、表面に現れないようにする。「事件を—・る」 2 世間に出られないようにしてしまう。表舞台に出られなくする。「この業界から—・る」