にじ‐れいきゃくすい【二次冷却水】
加圧水型原子炉で、炉心を通る一次冷却水からの熱を受け取り、蒸気となってタービンを回す循環水。
ニューコメン【Thomas Newcomen】
[1663〜1729]英国の技術者。蒸気力揚水機を改良し、ワットが蒸気機関の特許を取るまでの約60年間、鉱業などの動力として活躍したニューコメン機関を発明。
にりゅうか‐たんそ【二硫化炭素】
赤熱した炭素に硫黄蒸気を反応させて得られる、特異臭のある無色の液体。引火しやすく、有毒。硫黄・燐(りん)・沃素(ようそ)・油脂・ゴムなどを溶かす。溶媒や殺虫剤・ビスコースの製造原料などに使用。化...
ねつ‐きかん【熱機関】
熱エネルギーを機械エネルギーに変換して動力を発生させる機関の総称。蒸気機関・蒸気タービンなどの外燃機関と、ガスタービン・ジェット機関などの内燃機関がある。
ノズル【nozzle】
流体を高速で噴出させるため、先端を細くした筒状の装置。蒸気タービン・燃料噴射器・ペルトン水車やホースの口などに使用。
はい‐あつ【背圧】
蒸気機関・内燃機関で排出される蒸気やガスの圧力。
はいあつ‐タービン【背圧タービン】
蒸気を大気圧以上の圧力で排出するタービン。動力とともに作業用の低圧蒸気も得られる。
はいかん‐げんにく【配管減肉】
高温・高圧の蒸気や水が高速で管内を流れると、配管の肉厚が薄くなる現象。原因として管の形、成分、流体の速度、温度、pH値などが挙げられる。
はい‐ガス【排ガス】
主にガソリン機関・ディーゼル機関などの内燃機関から排出される気体。二酸化炭素・水蒸気のほかに、有害な一酸化炭素などを含むため、大気汚染の原因となる。排気ガス。排出ガス。
はいき‐べん【排気弁】
内燃機関で、シリンダーから不用になったガスや蒸気を排出するための弁。吸入・圧縮などの仕事をなす間は閉じている。排出弁。