さげし・む【蔑む】
[動マ四]「さげす(蔑)む」に同じ。「笠田の耳語(ささや)くのを—・む様に眺めていたが」〈小杉天外・初すがた〉
さげすみ【蔑み/貶み】
さげすむこと。軽蔑。「—の目で見る」
さげす・む【蔑む/貶む】
[動マ五(四)]《動詞「下げ墨(す)む」から派生した語》他人を、自分より能力・人格の劣るもの、価値の低いものとみなす。見下げる。見くだす。「—・むような目つきで人を見る」
ない‐が‐しろ【蔑ろ】
[名・形動]《「な(無)きがしろ(代)」の音変化》 1 あってもないもののように軽んじること。また、そのさま。「親を—にする」 2 しまりのないさま。だらしのないさま。「狩衣姿の—にて来ければ」...
なみ・する【無みする/蔑する】
[動サ変][文]なみ・す[サ変]《形容詞「な(無)い」の語幹に接尾語「み」の付いた「なみ」に、動詞「する」の付いたものから》そのものの存在を無視する。ないがしろにする。あなどる。「正義を—・し、...
べっ‐し【蔑視】
[名](スル)相手をあなどって見くだすこと。「—に耐えられない」
べっ‐しょう【蔑称】
相手や第三者、またはその動作や状態をさげすんでいう言い方。
べつ【蔑】
[常用漢字] [音]ベツ(漢) [訓]さげすむ ないがしろ ばかにする。無視する。「蔑視・蔑称/軽蔑・侮蔑」
べつ‐じょ【蔑如】
[名](スル)さげすむこと。蔑視。「国人を—するの罪」〈竜渓・経国美談〉