どう‐ばん【銅版】
《「どうはん」とも》印刷技法の一。銅板の表面を凹版にし、インクを流して印刷する方法。銅板を直接彫る彫刻銅版と、薬品による腐食銅版とに大別される。→腐食銅版
どう‐ばん【銅礬】
硫酸銅・硝石・明礬(みょうばん)などから製した、淡緑色の塊状または棒状の薬品。点眼薬などに用いる。
どく‐せい【毒性】
有毒の性質。また、その度合い。「—の強い薬品」「—を弱める」
どく‐びん【毒瓶】
昆虫採集に用いられる容器。薬品を染み込ませた脱脂綿などとともに昆虫を入れ、あとで標本作成を行う。大型のものは毒壺ともよばれる。殺虫管。
どく‐やく【毒薬】
微量で激しい作用をもち、生命の危険を起こす薬物。薬機法によって厚生労働大臣が指定する医薬品で、劇薬より作用が激しいもの。
ドライ‐ラボ【dry lab】
1 物理・化学の実験を、装置や薬品の代わりにコンピューターを用いて模擬的に行うこと。またはそのための設備。 2 医療分野における手術手技の練習のため、動物の心臓や眼などの器官の代わりに用いられる...
ドラッグ‐デザイン【drug design】
医薬品開発の一つの方法。既知の化学物質の構造と薬理作用の関係に関する知識をもとに、その構造の一部を改変して新しい効果をもつ物質を開発する方法。
ドラッグ‐ラグ【drug lag】
海外で認可され一般的に使用されている医薬品が、日本において使用できない状態。日本の新薬承認に長時間がかかることなどが要因。癌(がん)などの治療薬で多く、未承認薬を患者が自己負担で個人輸入する例も...
ドラッグ‐リポジショニング【drug repositioning】
長期間にわたって使用され、その安全性が確実な医薬品について未知の薬効を見出し、別の疾患の治療に役立てること。既存薬再開発。ドラッグリプロファイリング。DR。
ドラッグ‐ロス【drug loss】
海外で一般的に利用されている医薬品が、日本において治験が行われず、使用できないこと。海外と日本の薬事制度や薬価の違いが原因とされる。→ドラッグラグ