じゃ‐むし【蛇虫】
ゴカイ科の環形動物。体長約90センチになる大形のゴカイで、内湾の泥底中にすむ。東北・北海道に分布し、5、6月の生殖期にはいぼ足が大きく変形し、夜間に海面を生殖群泳する。
じゅうけつ‐きゅうちゅう【住血吸虫】
吸虫綱住血吸虫科の寄生虫の総称。雌雄異体。人・牛・羊などの肝臓・血管内などに寄生。中間宿主は巻き貝類。日本住血吸虫など。
じゅうにしちょう‐ちゅう【十二指腸虫】
ズビニ鉤虫(こうちゅう)の別名。
じゅふん‐こんちゅう【受粉昆虫】
植物の受粉を助ける昆虫。授粉昆虫。
じょう‐ちゅう【条虫/絛虫】
条虫綱の扁形動物の総称。すべて寄生性。体は扁平でひも状。前端部以外は細かく分かれた体節からなる。瓜実(うりざね)条虫・有鉤(ゆうこう)条虫・無鉤条虫など。さなだむし。
じょ‐ちゅう【除虫】
[名](スル)害虫を除き去ること。駆虫。
じん‐ちゅう【腎虫】
線虫綱腎虫科の寄生虫。体長約15〜100センチで、鮮紅色。犬・豚・牛・馬のほか、まれに人の腎臓にも寄生する。中間宿主は淡水魚。
すいせい‐こんちゅう【水生昆虫】
一生または幼虫期を水中または水面で生活する昆虫。水辺にすむ昆虫を含めることもある。ゲンゴロウ・タガメ・トンボ・アメンボなど。
すじ‐ほしむし【筋星虫】
ホシムシ科の星口動物。浅海の砂泥中にすむ。体長約20センチ。体は円筒形で、赤みを帯びた乳白色。釣りの餌にする。
すず‐むし【鈴虫】
1 直翅(ちょくし)目スズムシ科の昆虫。中形で、暗い草むらにすむ。体は黒色で、触角や脚の根元は白色。雌は長い産卵管をもち、地中に卵を産む。雄は左右の広い前翅(まえばね)をすりあわせてリーンリ...