かえる【蛙/蝦/蛤】
無尾目の両生類の総称。体は太短く、首のくびれがなく、目は上方に出て、口が大きい。前足に4本、後ろ足に5本の指と水かきをもつ。昆虫やミミズなどを舌で捕らえて食べる。声帯や鳴嚢(めいのう)をもち、鳴...
かがい‐みつせん【花外蜜腺】
被子植物で、花以外の葉柄や托葉にある蜜腺。アリをこの蜜で誘引し、他の昆虫による葉などの食害を防ぐ役割があると考えられている。サクラやソラマメなどに見られる。⇔花内蜜腺。
かがく‐ぎたい【化学擬態】
フェロモンなどの化学物質やにおい成分を出すことによって、他の生物に擬態したり、捕食者や天敵から身を守ったりすること。視覚や聴覚に頼らない生物に対して有効であり、アリの巣を利用する昆虫などに見られる。
かがく‐のうやく【化学農薬】
化学的に合成された農業用の薬剤。病害虫の天敵などを用いる生物農薬に対していう。
かきのへたむし‐が【柿の蔕虫蛾】
マイコガ科のガ。翅(はね)の開張14ミリくらい。灰褐色の細い翅(はね)をもち、前翅の先に黄色帯がある。幼虫は柿の蔕虫といい、柿の実に食い入り、落果させる害虫。
かぎ‐づめ【鉤爪】
動物のもつ、下向きの鉤形に湾曲し、鋭くとがる爪。有蹄(ゆうてい)類・霊長類以外の哺乳類と、爬虫(はちゅう)類・鳥類にみられる。
かくし‐るい【革翅類】
昆虫綱ハサミムシ目の旧称。ハサミムシ類。
かくだい‐きょう【拡大鏡】
凸レンズを用いて物体を拡大して見る道具。虫めがねやルーペ。
かけ‐おどり【掛(け)踊り/懸(け)踊り】
1 大ぜいの人がそろって掛け合いで歌いながら踊ること。 2 老若男女が一団となって、町や村の境まで踊って行くこと。疫病神や害虫などを追い払う神送りの古い習俗の名残という。小町踊りはその一種。
かげろう【蜉蝣/蜻蛉】
1 《飛ぶ姿が陽炎(かげろう)の立ちのぼるさまに似ているところからの名》カゲロウ目の昆虫の総称。体は繊細で、腹端に長い尾が2、3本ある。翅(はね)は透明で、幅の広い三角形。夏、水辺の近くの空...