しょくが‐ばえ【食蚜蠅】
ヒラタアブの別名。幼虫がアブラムシなどを食うところからいう。
しょく‐し【触肢】
昆虫・クモなどの口のまわりにあるひげ。口器の一部で、触角とは位置が異なる。触鬚(しょくしゅ)。
しょく‐しょく【喞喞】
[ト・タル][文][形動タリ]虫のしきりに鳴くさま。また、悲しみ嘆くさま。「—たる寒虫は夜霜に苦んで戸上に鳴く」〈菊亭香水・世路日記〉
しょく‐そう【食草】
昆虫がえさとする特定の植物。モンシロチョウではキャベツなど、アゲハではミカンやカラタチ、オオムラサキではエノキ。
しょくちゅう‐しょくぶつ【食虫植物】
昆虫などの小動物を捕らえて消化吸収する植物。葉が変形した捕虫葉をもつ。葉に粘液を出す腺毛(せんもう)があるモウセンゴケ・ムシトリスミレ、葉の一部が袋状になり、底に落ちた虫を消化液で消化するウツボ...
しょくちゅう‐るい【食虫類】
食虫目の哺乳類の総称。モグラ・トガリネズミ・ハリネズミなどで、虫を主食とする。哺乳類の原始的な形態をとどめている一群で、オーストラリアと南アメリカ中・南部とを除く全世界に分布。
しょく‐どく【食毒】
毒を食べること。また、食べ物の毒。「—剤による害虫駆除」「—不明のキノコ」
しょくにく‐しょくぶつ【食肉植物】
⇒食虫植物
しょくひん‐しょうしゃ【食品照射】
殺菌・殺虫・発芽止めのために食品に放射線を浴びせること。日本ではジャガイモの芽止めに使用。
しょくふんせい‐こがねむし【食糞性黄金虫】
⇒糞虫