蛙(かえる)の子(こ)は蛙(かえる)
子は親のたどった道を歩むものだ、また、凡人の子は凡人にしかなれないものだ、の意。
かじか‐がえる【河鹿蛙/金襖子】
アオガエル科のカエル。渓流の岩の間にすむ。体長は雄が4センチ、雌が7センチくらい。背面は灰褐色で暗褐色の模様があり、腹面は淡灰色または白色。指先に吸盤がある。5月ごろから繁殖期になると、雄は美声...
かわず【蛙】
1 カエルの別名。《季 春》「古池や—飛びこむ水の音/芭蕉」 2 カジカガエルの別名。 3 能楽の面の一。「善知鳥(うとう)」「阿漕(あこぎ)」などに用いる。 [補説]奈良・平安時代の用例は、1...
くそ‐がえる【糞蛙】
ヒキガエル・ツチガエル・ヌマガエルなどの俗称。
こもり‐がえる【子守蛙】
ピパ科のカエル。体長約15センチ。南米アマゾン川などに生息。水中生活し、卵は雄の協力で雌の背中に付着し、そこで発育・変態を終える。ピパ。
さんば‐がえる【産婆蛙】
スズガエル科の両生類。体長4〜6センチ、体はずんぐりして、皮膚にいぼ状の隆起が散在する。繁殖期に、雄は雌が産んだ数珠状の卵塊を後肢に巻きつけて持ち運び、孵化(ふか)するころ水中に入る。ヨーロッパ...
シュレーゲル‐あおがえる【シュレーゲル青蛙】
アオガエル科の両生類。体長4〜6センチ。体色は黄緑色から暗褐色まで変化するが、斑紋は現れない。水田周辺に多く、泡状の卵塊を地中に産みつける。名は、シーボルトが日本で収集した標本を研究した、オラン...
しょくよう‐がえる【食用蛙】
ウシガエルの別名。
じむぐり‐がえる【地潜蛙】
ヒメアマガエル科の両生類。頭は小さく、体はずんぐりしている。背面は青みを帯びた黄色で、頭と体の側面に淡黒色の斑紋がある。朝鮮半島に分布。じもぐりがえる。
すきあし‐がえる【鋤足蛙】
無尾目スキアシガエル科の両生類の一群の総称。体長4〜8センチのカエル。体はずんぐりしていて後肢が短い。後肢の裏側にある黒褐色の硬い突起で土を掘り、潜る。ヨーロッパ・アフリカ北西部に4種、カナダか...