はなだか‐ばち【鼻高蜂】
ジガバチ科の昆虫。黒色で腹に黄白色の横縞があり、上唇が長く前に突き出ている。砂地に穴を掘って巣を作り、アブ・ハエなどを狩って幼虫に与える。
はな‐ばち【花蜂】
花から花へ飛び回って花粉や蜜を集め、幼虫の餌にするハチ。ミツバチ・ハキリバチ・マルハナバチ・クマバチなど。体は一般に毛で覆われて花粉が付きやすく、花粉媒介に適する。
は‐ばち【葉蜂】
膜翅(まくし)目ハバチ科および近縁の科の昆虫の総称。体は多くが黒色で胸部と腹部との間がくびれず、毒針はない。産卵管はのこぎり状をし、植物の茎や葉に傷をつけて卵を産む。カブラバチなど。のこぎりばち。
ばび‐ほう【馬尾蜂】
⇒うまのおばち
ひめ‐はなばち【姫花蜂】
膜翅(まくし)目ヒメハナバチ科の昆虫の総称。ミツバチに似るが小形で、体は光沢のある黒色。春に出現するものが多く、土中に穴を掘って巣を作り、花粉や蜜を集めて幼虫の餌とする。
ひめ‐ばち【姫蜂】
膜翅(まくし)目ヒメバチ科の昆虫の総称。体は細長く、腹部は平たい。長い触角をもつ。雌の産卵管は長い針状のものが多く、他の昆虫やクモなどに産卵する。農業上の益虫となる種も多い。
ふし‐ばち【没食子蜂/五倍子蜂】
タマバチの別名。
ぶん‐ぽう【分封】
[名](スル) 1 領地を分け与えて支配させること。また、その領地。「家臣に所領を—する」 2 越冬したミツバチの女王バチが、初夏のころ、新女王バチに巣を譲って働きバチの一部とともに他に移り、新...
べっこう‐ばち【鼈甲蜂】
1 膜翅(まくし)目ベッコウバチ科の昆虫。体長約2.5センチ、体は黒色で頭と胸に黄褐色の紋があり、翅は黄褐色。雌はコガネグモなどを狩る。 2 膜翅目ベッコウバチ科の昆虫の総称。体は黒色に赤褐色や...
ほう【蜂】
[常用漢字] [音]ホウ(漢) [訓]はち 〈ホウ〉昆虫の名。ハチ。「蜂窩(ほうか)・蜂起/養蜂」
〈はち(ばち)〉「蜂蜜(はちみつ)/熊蜂(くまばち)・蜜蜂・女王蜂」