ち‐の‐あまり【血の余り】
《親の残りの血でできた子の意》末っ子。「子におろかはなけれどもわけて御身は—」〈浄・用明天王〉
ち‐の‐あめ【血の雨】
殺傷事件や戦争などで、多くの人の血が流されることのたとえ。「—が降る」
ち‐の‐いけ【血の池】
地獄にあるという、血の満ちている池。血の池地獄。
ちのうえのきゅうせいしゅ‐きょうかい【血の上の救世主教会】
《Khram Spasa na Krovi/Храм Спаса на Крови》⇒血の上の教会
ちのうえ‐の‐きょうかい【血の上の教会】
《Khram Spasa na Krovi/Храм Спаса на Крови》ロシア連邦北西部、レニングラード州の都市サンクトペテルブルグの中心部にあるロシア正教会の教会。名称はアレクサン...
ち‐の‐うみ【血の海】
海のように、一面に流れ広がった血。
ち‐の‐け【血の気】
1 皮膚にあらわれている、生き生きと血の通った赤い色つや。血色。「顔から—が失せる」「—のない唇」 2 感情の高まりのままにすぐ行動する元気。血気(けっき)。「—の多い若者」
血(ち)の気(け)が引(ひ)・く
顔面などの皮膚の色が恐怖などのために青ざめる。血の気が失せる。
ちのこんれい【血の婚礼】
《原題、(スペイン)Bodas de sangre》ガルシア=ロルカの戯曲。1933年初演。結婚式の後、花嫁と逃げた従兄と彼らを追う花婿が迎える悲劇を描く。全3幕。「イェルマ」「ベルナルダ=アル...
ち‐の‐たき【血の滝】
鉄錆(てつさび)色の水が流れる南極のテーラー氷河の水流。古代の海水を含み、氷河・岩盤間に存在する微生物が分解した岩盤の鉄分によって赤く見える。 [補説]この微生物は、食料源のない氷下400メート...