けち【血/結】
〈血〉⇒けつ 〈結〉⇒けつ
けち‐えん【血縁】
「けつえん(血縁)」に同じ。「なまめかしきうちしも、—に思はむぞ、あやしき心なるや」〈堤・虫めづる姫君〉
けち‐みゃく【血脈】
1 「けつみゃく(血脈)2」に同じ。「—ガ絶エル」〈和英語林集成〉 2 師から弟子へと代々、仏法を正しく伝えること。また、その仏法相承(そうじょう)の系譜。法統。法脈。けつみゃく。 3 在家(ざ...
けちみゃく‐そうじょう【血脈相承】
祖先から子孫へと血統が伝わるのと同じように、仏教の諸宗でその教義・法統を師僧から弟子に伝えること。
けちみゃく‐ぶくろ【血脈袋】
「けちみゃく2」を入れておく袋。
けっ‐かい【血塊】
血液のかたまり。また、体内に血液のかたまりができる病気。
けっ‐かん【血汗】
血の汗。きびしい労働などにいう。「—ヲ流シテ得タル金」〈和英語林集成〉
けっ‐かん【血管】
体内各部に血液を送る管。動脈・静脈・毛細血管に分けられる。
けっかんかくちょうせい‐にくがしゅ【血管拡張性肉芽腫】
《医学では肉芽腫は「にくげしゅ」という》毛細血管の増殖によって生じる良性の腫瘍。直径数ミリから1センチの赤く柔らかなしこりで、触れると出血しやすい。小さな傷が原因となって発症し、顔面・手指などに...
けっかん‐けい【血管系】
脊椎動物で、心臓から拍出される血液が循環する通路となる管系。リンパ管系と合わせて循環系を構成する。無脊椎動物では血液・リンパの区別がなく、循環系と同義。動物の種類により開放血管系と閉鎖血管系とがある。