アトミック‐ソルジャー【atomic soldiers】
1945〜60年代初めの原水爆実験・演習に参加し、放射線に被曝(ひばく)した米軍兵士たち。残留放射能汚染による被曝の後遺症で、癌(がん)や白血病に悩まされる者が多く存在するとされる。
アトミック‐ベテランズ【Atomic Veterans】
全米被曝退役軍人会。1945〜1963年にわたる核実験に参加し被曝した兵士が、被曝の後遺症による癌(がん)や白血病などの放射線障害に対する補償を要求し、組織したもの。
アドニス【Adōnis】
ギリシャ神話で、女神アフロディテに愛された美青年。イノシシの牙(きば)にかかって死んだ彼の血からアネモネの花が生えたという。死後によみがえる植物神として説明される。 [補説]作品名別項。→アドニス
アドレナリン【adrenaline】
副腎髄質から分泌されるホルモンの一。交感神経の作用が高まると分泌され、血糖量の上昇、心拍数の増加などを起こす。明治34年(1901)高峰譲吉が初めて結晶化した。強心剤や血圧上昇剤などに利用。エピ...
アナフィラキシー‐ショック
《anaphylactic shockから》アナフィラキシーの激しい場合で、じんましん・呼吸困難・下痢・低血圧などが起こり生命の危険をともなうもの。虫刺されやペニシリンなどの薬物によって起こるこ...
アニマル‐スピリット【animal spirit】
企業家の投資行動の動機となる、将来に対する主観的な期待。英国の経済学者ケインズが「雇傭・利子および貨幣の一般理論」のなかで使用した用語。経済活動の多くは合理的動機に基づいて行われるが、その一方で...
アフェレーシス【apheresis】
体外循環装置などで患者の血液を採取し、特定の血球や血漿(けっしょう)成分を分離・調整し、再び体内に戻す治療法。血液アフェレーシス。アフェレシス。フェレーシス。
アフリカ‐まいまい【アフリカ舞舞】
アフリカマイマイ科の陸生の巻き貝。細長いカタツムリで、殻高約13センチに達する。野菜の害虫で、広東住血線虫の中間宿主。東アフリカの原産で、アジアの熱帯地方、小笠原・奄美・沖縄の島々にもすむ。
あぶ【虻/蝱】
双翅(そうし)目アブ科の昆虫の総称。ハエより大形で、体は黄褐色、複眼は大きい。雌には人畜から吸血するものがある。ウシアブ・メクラアブなどがあり、また、近縁のツリアブ・ミズアブ・ムシヒキアブなどを...
あぶら‐べに【油紅】
梳(す)き油に紅をまぜたもの。芝居で、血に見せかけるのに用いる。