げ‐す【下種/下衆/下司】
[名・形動] 1 心根の卑しいこと。下劣なこと。また、そのようなさまやその人。「—な根性は持つな」 2 身分の低い者。「未学を軽んぜず—をも侮らず」〈露伴・五重塔〉 3 「げし(下司)」に同じ。
こうが‐しゅう【甲賀衆】
⇒甲賀者(こうがもの)
こう‐しゅ【講衆】
1 講の仲間の人々。 2 講会(こうえ)に出席して説教を聞く人々。
こう‐しゅう【公衆】
1 社会一般の人々。 2 社会学で、伝統や文化を共有し、共通の識見をもち、公共的なものに関心をもつ不特定多数の人々。→群集 →大衆
こども‐しゅう【子供衆】
1 子供たち。子供。また、他人の子供を尊敬した言い方。お子さん。お子さんたち。 2 「子供7」に同じ。 3 江戸の岡場所で、その遊女をいう語。
こなた‐しゅう【此方衆】
[代]二人称の人代名詞。あなたがた。「—が放蕩者(だうらくもの)ぢゃの不孝者ぢゃのと」〈鳩翁道話・一〉
こなんど‐しゅう【小納戸衆】
小納戸の職を勤める役人。
こばん‐しゅう【小番衆】
室町時代、将軍家・大名家などで主君の側近に勤番・宿直した者。小番。
ご‐しゅ【五衆】
1 出家を5種に分けたもの。比丘(びく)・比丘尼(びくに)・式叉摩那(しきしゃまな)・沙弥(しゃみ)・沙弥尼(しゃみに)。 2 ⇒五蘊(ごうん)
ごもん‐しゅう【御紋衆】
武家で、主君と同じ紋の使用を許されている家。