おき‐ぐすり【置(き)薬】
使用分の代金をあとで支払ってもらう約束で、売薬行商人が家庭に置いていく薬。富山の薬売りが有名。配置薬。
おば‐さん【小母さん】
1 よその年配の女性を親しんでいう語。「行商の—」⇔小父(おじ)さん。 2 子供に対して、大人の女性が自分をさしていう語。「—にも見せて」⇔小父さん。
おまん‐が‐あめ【阿万が飴】
江戸後期、文化年間(1804〜1818)から天保年間(1830〜1844)に、女装をして女の声色で飴を売っていた行商人。また、その飴。
かみ‐しばい【紙芝居】
1 物語を何枚かの絵にして、劇的に説明を加えていくもの。昭和6年(1931)ごろから、子供相手の飴(あめ)売り行商の手段として街頭で演じられた。現在では視聴覚教材ともなっている。 2 表裏に違う...
かよい‐あきない【通ひ商ひ】
行商。また、行商人。「この二十年ばかりも江州に—」〈浮・織留・一〉
きゅう‐しょうほう【旧商法】
明治23年(1890)公布された商法典。ドイツ人ロエスレルの起草。日本の実情に合わないという理由で施行が延期され、明治32年(1899)、現行商法の施行とともに、破産編を除いて廃止。大正12年(...
ぎょうしょう‐にん【行商人】
行商してまわる商人。 [補説]作品名別項。→行商人
ぎょうしょうにん【行商人】
《原題、(オランダ)De marskramer》ボッシュの絵画。板に油彩。直径65センチの円形の作品。売春宿を背景に、行商人または放浪者と見なされる貧しい身なりの男が歩く姿を描く。ロッテルダム、...
クルーズ‐コレクション【cruise collection】
1 豪華客船で観光旅行をする裕福な客が、リゾート地で過ごすための服や靴。リゾートファッション。 2 客船での観光旅行を集めた旅行商品。
こうけい‐し【弘慶子】
江戸時代、安永(1772〜1781)のころ、朝鮮人の服装をして薬や菓子を売った行商人。