カターカリ【(ヒンディー)kathākalī】
インド西南部のケララ州に伝承される舞踊劇。ラーマーヤナやマハーバーラタを題材に、色彩豊かな独特のメーキャップと派手な衣装で演じられる。
カダイフ【(トルコ)Kadayıf】
小麦粉やトウモロコシ粉を原料とした、極細の麺生地。トルコやギリシャでは焼き上げたものにシロップなどをしみこませ、菓子とする。また、フランスでは、衣として包み揚げ料理などにも用いる。
かち‐あお【褐襖】
⇒褐衣(かちえ)
かち‐え【褐衣】
古代・中世、地下(じげ)武官、または随身(ずいじん)などの上着。袍(ほう)形式で、狩衣(かりぎぬ)に似て裏をつけず、腋(わき)を縫わずにあけたもの。褐襖(かちあお)。かちぎぬ。
かち‐ぎぬ【褐衣】
⇒かちえ(褐衣)
かっ・す【喝す】
[動サ変]大声でしかる。どなりつける。「分を踰(こ)えたる衣服の奢(おごり)は国法の許さざるところなるぞ…と—・したり」〈鴎外訳・即興詩人〉
かつ【褐】
1 粗い毛で織った衣。 2 濃い藍色(あいいろ)。かち。
かつ【褐】
[常用漢字] [音]カツ(漢) カチ(呉) 〈カツ〉 1 粗い毛で織った衣服。「褐寛博」 2 黒ずんだ茶色。「褐色・褐炭」
〈カチ〉かち色。濃い藍色。「褐布(かちぬの)」
かつ‐かんぱく【褐寛博】
《「褐」は粗末な毛織りの着物、「寛博」は大まかに緩く仕立てたものの意》身分の低い者が着る衣服。また、身分の低い者。
かつら‐おとこ【桂男】
1 月に住むという伝説上の男。また、月の異称。かつらお。「—も、同じ心に、あはれとや見奉るらむ」〈狭衣・四〉 2 美男子。「—のぬしさんにほれたが縁かェェ」〈人・梅児誉美・三〉