はく‐え【白衣】
1 ⇒はくい(白衣) 2 ⇒びゃくえ(白衣)
はく‐の‐きぬ【帛の衣】
白の練り絹の縫腋(ほうえき)の袍(ほう)。古くは天皇の正装であったが、嵯峨天皇以後、神事に用いる。帛の御装束(おんしょうぞく・みそうぞく)。帛の御袍(ごほう)。
は‐ごろも【羽衣】
1 天女が着て、自由に空中を飛行するといわれる衣。天(あま)の羽衣。 2 鳥や虫の羽。 3 半翅(はんし)目ハゴロモ科とその近縁の科の昆虫の総称。ウンカ類に似るが、前翅(まえばね)が幅広く三角形...
はごろも【羽衣】
謡曲。三番目物。羽衣伝説に取材。漁師白竜(はくりょう)が三保の松原で天人の羽衣を見つけ、これと引き替えに天人の舞を所望する。
箏曲(そうきょく)。組歌。作曲者は北島検校とも牧野検校ともいう。...
はごろも‐ぐさ【羽衣草】
バラ科の多年草。まれに中部地方の高山に生え、高さ約30センチ。全体に毛があり、葉は心臓形で五〜七つに浅く裂けている。夏、黄緑色の小花が密につく。ヨーロッパ名のレディーズマントルの意訳という。
はごろもこくさい‐だいがく【羽衣国際大学】
大阪府堺市にある私立大学。平成14年(2002)に開学した。
はごろも‐そう【羽衣草】
ノコギリソウの別名。
はごろも‐でんせつ【羽衣伝説】
日本の伝説の一。天下った天女が水浴中に羽衣を男に奪われて天に帰れず、しばらくその妻となって暮らすうちに羽衣を取り返して天に戻るという話。→白鳥処女説話
はごろも‐の‐まつ【羽衣松】
静岡県静岡市、三保の松原の御穂神社のほとりにある松。謡曲「羽衣」の松と伝える。
はだ‐ぎ【肌着/膚着/肌衣】
肌に直接つける衣類。下着。肌衣(はだぎぬ)。