さや‐ぶくろ【鞘袋】
鞘におさめた刀全体を包む袋。錦(にしき)・革などで作る。
さんえ‐ぶくろ【三衣袋】
三衣を入れて持ち歩く袋。また、頭陀(ずだ)袋。
さんざい‐ぶくろ【散財袋】
宴席などで、祝儀を入れて与える紙袋。祝儀袋。
さんてい‐ふうたい【算定風袋】
商品売買の際、総重量から控除しやすいように、重量が算定してある風袋。
しな‐ぶくろ【科袋】
科布(しなぬの)で作った袋。主に米穀などを入れるのに用いる。
しゃり‐ぶくろ【舎利袋】
携行できる大きさの、仏舎利を入れる袋。
しゅうぎ‐ぶくろ【祝儀袋】
祝いや心付けとして金銭などを入れるための紙袋。
しゅのう‐はんたい【酒嚢飯袋】
酒の袋と飯の袋。生涯を無為に送る人のたとえ。
しょうべん‐ぶくろ【小便袋】
1 放尿に備えて、股(また)の間にとりつけておくゴム製などの袋。 2 膀胱(ぼうこう)のこと。
しんげん‐ぶくろ【信玄袋】
布製平底の手提げ袋で、口をひもで締めるようにしたもの。明治中期以降から流行。和服を着た女性が小物入れなどに使う。名の由来は未詳。合切袋(がっさいぶくろ)。