そで‐ぐるみ【袖包み】
「袖袘(そでぶき)」に同じ。
そでぐろ‐づる【袖黒鶴】
ツル科の鳥。全長約140センチ。全身白色で、初列風切り羽と初列雨覆いが黒く、顔の前面は赤い。シベリアで繁殖しインドで越冬。日本には迷鳥としてまれに渡来。
そで‐ぐんらく【袖群落】
森林の外縁に帯状に発達する草本の群落。森林周囲の乾燥を防ぎ、マント群落とともに森林内の環境を保つ役割をもつ。
そで‐ごい【袖乞い】
[名](スル)こじきをすること。また、こじき。ものもらい。「路端で—する」
そで‐ごうろ【袖香炉】
着物の中にしまって携帯する香炉。常に水平になるような仕掛けになっている。袖炉(しゅうろ)。 地歌の曲名。錺屋次郎兵衛(かざりやじろべえ)作詞、峰崎勾当(みねざきこうとう)作曲。天明5年(17...
そで‐しぐれ【袖時雨】
袖に涙が落ちかかるのを、しぐれにたとえていう語。袖のしぐれ。「月もかたぶく胸の闇、髪のおくれのばらばらと、子に迷ひゆく—」〈読・本朝酔菩提・三〉
そで‐した【袖下】
1 和服で、袖の下端の部分。袖底。 2 洋服で、わきの下の袖付けの位置から袖口までの部分。 3 袖丈(そでたけ)のこと。「—九寸に足らず」〈浮・一代男・二〉 4 「袖の下」に同じ。「後家の—から...
そでし‐の‐うら【袖師浦】
静岡県静岡市東部、旧清水市の袖師の海岸。また、島根県松江市馬潟の中海の湖岸。一説に松江市の宍道湖(しんじこ)岸とも。[歌枕]「から衣—のうつせ貝むなしき恋に年の経ぬらむ」〈後拾遺・恋一〉
そで‐しょう【袖章】
制服の袖につけて、所属・階級などを示す記章。
そで‐じるし【袖印/袖標】
戦場で敵味方を見分けるため、鎧(よろい)の袖につけたしるし。主に布切れを用いた。袖の笠標(かさじるし)。