みけつ‐こうりゅう【未決勾留】
被疑者や被告人を勾留状の執行によって拘禁すること。勾留。
みけつ‐しゅう【未決囚】
刑が確定するまで刑事施設に拘禁されている被疑者・被告人を意味する古い用語。⇔既決囚。→囚人
ミランダ‐けいこく【ミランダ警告】
米国でFBIや警察などの法執行機関が、身柄を拘束した被疑者を取り調べる前に、被疑者に対して行う4項目の警告。黙秘権があること、供述は不利な証拠として採用される可能性があること、弁護士の立会を求め...
むち‐うち【鞭打ち/鞭ち】
1 鞭で打つこと。 2 江戸時代、拷問(ごうもん)の一。被疑者を後ろ手に縛り、左右の手首を両肩の下まで締め上げ、箒尻(ほうきじり)と呼ばれる拷問杖でたたくもの。 3 「鞭打ち症」の略。
もくひ‐けん【黙秘権】
被告人や被疑者が取り調べや公判において、自分に不利益な供述を強要されない権利。日本国憲法で保障されている。供述拒否権。
やど‐あずけ【宿預け】
1 江戸時代、江戸に出府した被疑者を公事宿(くじやど)に預けたこと。 2 江戸時代、主人の家で不正を働いた召使いなどを、その請け人に預けたこと。
ようぎ‐しゃ【容疑者】
犯罪の疑いをかけられた者。法律では「被疑者」という。
りゅうち‐しせつ【留置施設】
都道府県警察本部や警察署に設置され、刑事事件の被疑者・被告人を収容するために使用される施設。→代用刑事施設 →拘置所 →刑務所 [補説]旧監獄法では「留置場」と呼ばれ、現行の刑事収容施設法で「留...
りょう‐ち【領置】
[名](スル)刑事訴訟法上、強制方法によらず、被告人・被疑者などが遺留した物または所有者・所持者などが任意に提出した物の占有を裁判所や捜査機関が取得すること。→押収