あお【襖】
《「襖」の字音「あう」の音変化》 1 両方の脇(わき)をあけたままで、縫い合わせず、襴(らん)のない古代の上着。位階相当の色によるものを位襖(いあお)といい、武官の礼服や朝服に用いた。わきあけの...
あわせ‐ジュバン【袷ジュバン】
裏地のついたジュバン。袷ジバン。
あわせ‐ばおり【袷羽織】
裏地のついた羽織。袷仕立ての羽織。
うす‐あお【薄襖】
薄い無文織物の袷(あわせ)の狩衣(かりぎぬ)。表裏ともに白。
うち‐しき【打(ち)敷(き)】
1 菓子などを器に盛るときに敷く白紙。 2 調度などの下に敷く布。「さし油するに、灯台の—を踏みて立てるに」〈枕・一〇八〉 3 仏具などの敷物。「金入りの鳳凰の小袖は—、花車の縫ひの袷(あはせ)...
うらうち‐ひたたれ【裏打ち直垂】
裏をつけた袷(あわせ)の直垂。もっぱら武士が常用した。
うら‐おくみ【裏衽】
袷(あわせ)や綿入れなど、裏地付きの着物の裏のおくみ。うらおくび。
うら‐じ【裏地】
衣服などを袷(あわせ)仕立てにするとき裏につける布地。⇔表地。
うら‐そで【裏袖】
袷(あわせ)・綿入れなど、裏地つき衣服の袖の内側のもの。⇔表袖(おもてそで)。
うら‐みごろ【裏身頃】
袷(あわせ)などの身頃の裏地。⇔表身頃。