りょう‐けい【量刑】
裁判所が、処断刑の範囲内で、個々の罪に対して言い渡すべき刑の種類や程度を決めること。刑の量定。「—不当」
りょうしゅ‐けん【領主権】
中世ヨーロッパの封建社会において、領主が有した土地所有権・人身支配権・領主裁判権。
りょうじ‐さいばん【領事裁判】
領事が、本国法に基づいて、その駐在国にいる自国民の裁判を行う制度。19世紀にヨーロッパ諸国が、司法制度の確立していないアジア諸国などで行ったが、今日では廃止された。
りょう‐ち【領置】
[名](スル)刑事訴訟法上、強制方法によらず、被告人・被疑者などが遺留した物または所有者・所持者などが任意に提出した物の占有を裁判所や捜査機関が取得すること。→押収
りんしょう‐じんもん【臨床尋問】
出頭できない病床中の証人に対して、裁判所がその病床におもむいて尋問すること。
リーガルテック【legaltech】
《legal(法律の)+technology(技術)からの造語》法務にIT(情報技術)を導入し、裁判や契約に関する事務作業などの効率化を図ること。
るつぼ
《原題The Crucible》アーサー=ミラーによる戯曲。1953年、ニューヨークにて初演。17世紀の魔女裁判を主題としつつ、執筆当時のアメリカのマッカーシズムを強く批判した作品。
ルワンダ‐こくさいけいじほうてい【ルワンダ国際刑事法廷】
1994年に起きたルワンダ虐殺の首謀者を裁くために設けられた特別法廷。国連安全保障理事会の決議に基づき、1995年にタンザニア共和国のアルーシャに設置された。1997年から審理を開始。虐殺に関与...
れい‐じょう【令状】
1 命令を記した書状。「召集—」 2 強制処分の命令または許可を記載した、裁判所または裁判官が発する書面。逮捕状・差し押さえ状・召喚状・捜索状・勾引(こういん)状・勾留状などの総称。
ろうどうしんぱん‐せいど【労働審判制度】
平成18年(2006)4月に施行された労働審判法に基づき、事業主と労働者個人の間の労働紛争を迅速に解決するための制度。労働審判官(地方裁判所の裁判官)1名と、労働関係に関する専門的な知識と経験を...