うち‐ごろも【裏衣】
一般の僧の着る単(ひとえ)の法服。「那智ごもりの僧どもも、みな—の袖をぞぬらしける」〈平家・一〇〉
うら【裏】
1 ㋐二面ある物の、表面と反対側の面。裏面(りめん)。うしろ。「写真の—に撮影年月日を記す」「紙の表と—を間違える」⇔表。 ㋑物体の、こちらからは見えない向こう側の面。「月の—」 ㋒物体の、下に...
うら‐アカ【裏アカ】
「裏アカウント」の略。
うら‐アカウント【裏アカウント】
SNSなどで、同一人物がもつ複数アカウントのうち、本アカウントとは別に作成したアカウント。友人や知人などに知らせず、匿名で使用するアカウントをさすことが多い。裏アカ。
うら‐あみ【裏編み】
棒針で編む基礎編みの一。メリヤス編みの裏のような編み目になる編み方。表編みの逆目となる。裏メリヤス編み。⇔表編み。→メリヤス編み
うら‐あわせ【裏合(わ)せ】
裏どうしを向き合わせること。また、そうなっているもの。背中合わせ。⇔面(おも)合わせ。
うら‐いた【裏板】
1 物の裏側に張ってある板。 2 屋根裏に張りつけた板。
うら‐いん【裏印】
1 実印の他の一方の端に彫った小印。多く代印に用いる。 2 「裏判」に同じ。
うら‐うえ【裏表】
1 裏と表が入れ替わること。あべこべ。反対。「其言葉とは—に」〈花袋・生〉 2 裏と表。「墨のいと黒う、薄く、くだり狭(せば)に、(紙ノ)—書き乱りたるを」〈枕・二九四〉 3 前後・左右・上下な...
うらうず‐がい【裏渦貝】
リュウテンサザエ科の巻き貝。殻高・殻径とも3センチくらい。殻は円錐形で、周辺から赤紫色の突起が出て歯車状に並ぶ。表面は灰白色。底面にうろこ状になった螺肋(らろく)がある。本州中部以南に分布。