バンテン【banteng】
偶蹄(ぐうてい)目ウシ科の哺乳類。ジャワ島・ボルネオ島・マレー半島などの森林地帯に生息する。大形で体色は黒褐色。バリ島のバリ牛はこれを家畜化したもの。
パグ【pug】
犬の一品種。中国の原産で、体高約25センチ。毛は短く、淡黄褐色。顔は黒色。鼻は低くてしわ深く、目は大きい。垂れ耳で巻き尾。愛玩用。
パラチオン【parathion】
有機燐(ゆうきりん)系の農業用殺虫剤。褐色でニンニク臭のある液体。稲の二化螟虫(にかめいちゅう)などの駆除に用いられたが、毒性が強く、現在は日本では使用禁止。
パンダ【panda】
《ネパール語で、竹を食べる者の意》食肉目の哺乳類。ふつうジャイアントパンダをさすが、その発見まではレッサーパンダをさした。 1 ジャイアントパンダ。体長約1.5メートル、尾長約15センチ。体形は...
パン‐の‐き【パンの木】
《breadfruit tree》クワ科の常緑高木。葉は深く切れ込みがあり、革質。雄花は黄褐色、雌花は緑色で、楕円または球状の大きな果実が黄熟する。熱帯に産し、果実を食用、材を建材とする。
ひおどし‐ちょう【緋威蝶/緋縅蝶】
タテハチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張7センチくらいで、表面は朱褐色の地に黒斑があり、外縁に黒色帯がある。裏面は黒褐色。幼虫はエノキの葉を食う。
ひかげ‐ちょう【日陰蝶】
ジャノメチョウ科のチョウ。翅(はね)は開張5〜6センチで茶褐色、前翅に淡色の斜めのすじがあり、後ろ翅には5個の白紋がある。林間に多い。幼虫の食草は竹・笹類。
ひがい【鰉】
コイ科の淡水魚。全長約15センチ。体は細長く、暗褐色で小黒斑が散在。短い口ひげが一対ある。湖沼・河川の砂礫(されき)底にすみ、二枚貝に産卵する。本州中部以西に分布したが、関東・東北地方にも広がる...
ひき‐がえる【蟇蛙/蟾蜍】
無尾目ヒキガエル科の両生類。体長10〜15センチ。ずんぐりし、四肢が比較的短いため跳ねない。背面は暗褐色または黄褐色で大小のいぼがあり、耳腺(じせん)は大きく、敵にあうと白い毒液を出す。動作は緩...
ひ‐くいな【緋水鶏】
クイナ科の鳥。全長23センチくらい。上面は緑褐色、顔から胸は赤褐色で、脚は赤い。日本には夏鳥として渡来し、水田や沼で繁殖。夜キョッキョッと鳴き、この声が古来「門をたたく」といわれた。なつくいな。...