すけとう‐だら【介党鱈/鯳】
タラ科の海水魚。全長約80センチ。体はマダラに似るが細長く、下あごのひげは短い。背から側面に濃褐色の不定形斑がある。北太平洋・日本海に多い。塩干し・練り製品・魚粉などに加工。卵巣の塩漬けは、たら...
すじ‐えび【条蝦】
テナガエビ科の甲殻類。体長約5センチの淡水産のエビ。体は透明で、黒褐色の横縞がある。つくだ煮の材料、釣りのえさにする。
すすき【薄/芒】
1 イネ科の多年草。山野に群生し、高さ約1.5メートル。秋、茎の頂に十数本の枝を出し、黄褐色から紫褐色の大きい花穂をつける。これを俗に尾花といい、秋の七草の一。葉・茎を屋根をふくのに用いた。かや...
すず‐いし【錫石】
酸化錫からなる鉱物。赤褐色ないし黒褐色で、金剛光沢をもつ柱状結晶。正方晶系。鉱脈または砂鉱床から産出。錫の重要な鉱石。
すず‐がえる【鈴蛙】
無尾目スズガエル科の両生類。美しい声で鳴くカエル。体長4〜6センチ。背面は緑色または灰褐色で多数の突起が散在。腹面は鮮やかな赤色。中国北東部・朝鮮半島に分布。
すず‐がも【鈴鴨】
カモ科の鳥。全長約45センチ。雄は頭部が紫黒色、背中は白色に黒い虫食い状の模様がある。雌は頭部と背面が褐色で、くちばしの付け根が白い。北半球に広く分布。日本には冬鳥として渡来し、河口や海湾でみられる。
すずめ‐いろ【雀色】
雀の羽のような茶褐色。
すずめ‐の‐たご【雀の田子/雀の担桶】
イラガの繭。楕円形で白地に褐色紋があり、硬く、冬に木の枝などに付着している。すずめのしょうべんたご。すずめのつぼ。すずめのさかおけ。たまむし。《季 夏》
すずめ‐の‐てっぽう【雀の鉄砲】
イネ科の一、二年草。田のあぜに生え、高さ約30センチ。春、褐色の葯(やく)が目立つ淡緑色の穂を密に円柱状につける。すずめのまくら。すずめのやり。やりくさ。《季 春》「—磧(かはら)もここは田のつ...
すずめ‐の‐やり【雀の槍】
1 イグサ科の多年草。草原などに生え、高さ10〜30センチ。葉は線形。春、褐色の花をつける。すずめのひえ。 2 スズメノテッポウの別名。