しょく‐はん【飾版】
過去に褒章を受章している人に、同種の褒章を授与するときに、褒章の代わりに授与される金属製の細長い飾り板。 [補説]銀と金の2種があり、褒章の代わりに授与される銀の飾版が5個になると、引き替えに金...
しん‐じゅ【親授】
[名](スル)みずから授けること。特に、天皇がみずから授けること。「褒章を—される」
じゅ【綬】
1 古代中国で、官職を表す印を身につけるのに用いた組みひも。官位によって色を異にした。 2 古代、礼服(らいふく)着用のとき、胸の下に垂らした帯。白地に種々の色を組み合わせて、平緒(ひらお)のよ...
じょ‐くん【叙勲】
国家や公共事業に功労のあった人に勲等を授け、勲章を与えること。→褒章(ほうしょう)
ほう【褒〔襃〕】
[常用漢字] [音]ホウ(呉)(漢) [訓]ほめる よい行いをほめたたえる。「褒詞・褒章・褒賞・褒美・褒貶(ほうへん)/過褒」 [補説]「襃」は異体字。
ほう‐しょう【褒章】
栄典の一。ある分野において、りっぱな行い、功績のあった人を表彰するために国から与えられる記章。紅綬(こうじゅ)(人命救助)・緑綬(徳行卓越)・藍綬(らんじゅ)(公益・教育など)・紺綬(公益のため...
らん【藍】
[常用漢字] [音]ラン(呉)(漢) [訓]あい 1 タデ科の草の名。アイ。「出藍」 2 あい色。「藍碧(らんぺき)・藍綬褒章(らんじゅほうしょう)」 3 梵語の音訳字。「伽藍(がらん)」 [難...
らんじゅ‐ほうしょう【藍綬褒章】
公衆の利益、公共の事業で事績著明な人に授与される褒章。綬(リボン)は藍色。明治14年(1881)制定。
りゃく‐じゅ【略綬】
勲章や褒章(ほうしょう)の代わりに用いる略式の綬。勲章の綬と同色で作られている。男子は左襟の孔(あな)に、女子は左胸に付け、勲章と併佩(へいはい)しない。円形略綬(一般服用)、布製略綬(軍服用)...
りょくじゅ‐ほうしょう【緑綬褒章】
徳行の優れた者に授与される褒章。綬(リボン)は緑色。明治14年(1881)制定。