ものみ‐ぐるま【物見車】
祭礼などの行事を見物するときに乗る牛車(ぎっしゃ)。「かねてより、—、心づかひしけり」〈源・葵〉
ものみ‐ぶね【物見船】
見物のために乗る船。
ものみ‐ゆさん【物見遊山】
物見と遊山。見物して遊び歩くこと。
もの・みる【物見る】
[動マ上一]見物する。「宮の御達、蔵人もみな—・みむとてまかでぬ」〈落窪・三〉
やじ‐うま【野次馬/弥次馬】
《「おやじ馬」の略とも「やんちゃ馬」の略ともいう》 1 自分に関係のないことに、興味本位で騒ぎ立て、見物すること。また、人のしりについて騒ぎ回ること。また、その人々。 2 父馬。老いた牡馬。また...
ゆう‐かん【遊観】
[名](スル)歩き回って見物すること。遊覧。「館前の海湾を—す」〈柳北・航西日乗〉
ゆう‐らん【遊覧】
[名](スル)見物して回ること。「島内を—する」「—船」
よく‐ば・る【欲張る】
[動ラ五(四)]なんでもかんでもほしがる。欲深く振る舞う。「—・って食いすぎる」「—・ってあちこち見物する」
らい‐かん【来観】
[名](スル)来て見物すること。行事や催し物などを見に来ること。「—者」
矮人(わいじん)の観場(かんじょう)
《「唐音癸籤」六から。丈の低い人が丈の高い人の後ろで芝居を見物し、舞台が見えないまま、前の人の批評を聞いてそれに同調する意》自分自身の意見を持たず、無定見に人の意見に従うことのたとえ。矮子(わい...