むほん‐しんのう【無品親王】
品位(ほんい)をもたない親王。→品(ほん)2
むらかみ‐げんじ【村上源氏】
村上天皇の皇子具平(ともひら)親王の子師房(もろふさ)に始まる源氏の一流。堀川・久我(こが)・土御門(つちみかど)・中院(なかのいん)・岩倉・六条などの諸家に分かれ公家として栄えた。
め‐あわ・す【妻合(わ)す/妻す】
[動サ五(四)]「妻合(めあ)わせる」に同じ。「義妹を親友に—・す」
[動サ下二]「めあわせる」の文語形。
めい‐けい【盟兄】
《親交を誓った兄の意》友人を敬っていう語。
めい‐ちょう【明暢/明鬯】
[名・形動] 1 明るくのびのびとしていること。また、そのさま。「—清朗なる希臘田野の夢」〈上田敏訳・海潮音〉 2 明快で筋道が通っていること。また、そのさま。「この親切なるかつ—平易なる手紙は...
めいっ‐こ【姪っ子】
姪を親しんでいう語。「今日は—の誕生日だ」
め‐おや【女親】
母親。おんなおや。「おぼつかなきもの、十二年の山籠りの法師の—」〈枕・七〇〉
めか・す
[接尾]《動詞五(四)段型活用》名詞や形容動詞の語幹などに付いて、そのように見せかける、そのようにする、それらしく振る舞う、などの意を表す。「冗談—」「親切—」「秘密—」
めぐり‐あ・う【巡り会う/巡り合う】
[動ワ五(ハ四)]めぐりめぐって出あう。別れ別れになっていた相手や、長く求めていたものに出あう。「生き別れた親子が—・う」「幸運に—・う」
めし
林芙美子の小説。親の反対を押し切って恋愛結婚をしたものの、倦怠期に悩む女性の心情を描く。昭和26年(1951)に「朝日新聞」で連載が開始されたが、未完のまま遺作となった。同年、成瀬巳喜男監督によ...