おか‐ぼれ【傍惚れ/岡惚れ】
[名](スル)他人の恋人や親しい交際もない相手をわきから恋すること。自分のほうだけがひそかに恋していること。また、その相手。「同僚の妻君に—する」
おかみ‐さん【御上さん】
庶民が他人の妻や料理屋の女主人などを親しんで、また敬っていう語。
お‐かん【御母】
《「おかあはん」の変化した語》関西系方言で、子供が母親を呼ぶ語。また、夫が妻を呼ぶ語。
おきて【掟】
《動詞「おき(掟)つ」の連用形から》 1 守るべきものとしてすでに定められている事柄。その社会の定め。決まり。また、法律。法度(はっと)。「家の—」「—に背く」 2 かねてからの心づもり。計画。...
おき‐びしゃく【置き柄杓】
茶の湯の風炉点前で、湯をくみ出したあとの柄杓の置き方の一。柄の上から親指、下からその他の指をそろえて持って置く。
オクシモロン【oxymoron】
意味の矛盾する語句を並べて、言い回しに効果を与える修辞法。「無慈悲な親切」「ゆっくり急げ」など。撞着(どうちゃく)語法。
おくり‐おおかみ【送り狼】
1 親切を装って女性を送っていき、途中ですきがあれば乱暴を働こうとする危険な男。 2 山中などで、人のあとをつけてきて、すきをみて害を加えると考えられていた狼。
おくり‐ぎょう【送り経】
盂蘭盆(うらぼん)の最終日に、親族の霊を送り出すときに読む経。
おくり‐び【送り火】
1 盂蘭盆(うらぼん)の最終日、親族の霊を送るために門前などでたく火。門火(かどび)。《季 秋》「—のあとは此世の蚊遣哉/也有」⇔迎え火。 2 「門火(かどび)1」に同じ。 [補説]書名別項。→送り火
おくり‐ぼん【送り盆】
盂蘭盆(うらぼん)の最終日で、親族の霊を送る日。《季 秋》「茄子(なす)や瓜一つに流す—/かな女」⇔迎え盆。