かいき‐きどう【回帰軌道】
人工衛星がとる軌道の一。1日に地球を数回周り、毎日同一地域の上空を通過する。地球の自転周期の整数分の1の周期で公転し、衛星は1日に公転周期の逆数回だけ周回して元の位置に戻ってくる。極軌道またはそ...
かいき‐しき【回帰式】
回帰分析において、x、yの観測値の組を点に記した座標平面上で、それらの点の分布を近似的に表す直線の方程式。一次式y=ax+bで表され、最小二乗法を用いて、a、bが求められる。回帰方程式。
かいき‐ぶんせき【回帰分析】
ある変数が他の変数とどのような相関関係にあるのかを推定する統計学的手法の一。原因となる変数x(説明変数)と、結果となる変数y(目的変数または被説明変数)の間に、回帰式y=ax+bと表される関係が...
かいこう‐ごうせいほう【開口合成法】
二つまたはそれ以上のアンテナや望遠鏡を配置し、得られた電磁波の干渉を解析することで、高い分解能の像を得る手法。一般に、分解能はアンテナや望遠鏡の口径に比例するが、この手法を用いると観測機器の間隔...
かい‐すいじゅん【海水準】
平均的な海水面の高さ。長期観測によって波・うねり・潮汐を平均化し、海抜ゼロメートルとして等高線の基準となる。
かい‐せい【快晴】
空が気持ちよく晴れ渡ること。たいへん天気がよいこと。気象観測では、雲量1以下、視程1キロ以上の状態の天気。
カイツーン【kytoon】
局地的な気象観測や、大気汚染観測に用いられる係留気球。
かいめん‐こうせい【海面更正】
気圧の観測値を、その地点直下の高度零メートル、すなわち平均海面での値に換算すること。高所ほど気圧は低いので、観測所の直下に海面を仮想して補正し、比較できるようにする。
かいめん‐こうど【海面高度】
海面そのものの高度。地球の形の基本となるジオイドは平均海水面と一致するものと定義されるが、海水の密度や海流の影響により、局所的に凹凸を生じる。地球観測衛星などによるレーダー観測により、センチメー...
かい‐よう【海洋】
1 広くて大きい海。大洋。 2 大洋と、その付属海。「—観測船」