たいき‐げんしょう【大気現象】
大気中で起こる物理現象のうち目や耳で観測できるもの。雨・雪・霧・黄砂・虹・雷など。大気水象・大気塵象(じんしょう)・大気光象・大気電気象に大別される。
たいき‐こう【大気光】
超高層大気の原子・分子が太陽紫外線により発光する現象。観測される時刻により、夜間大気光・昼間大気光・薄明大気光に分けられる。
たいき‐でんきしょう【大気電気象】
大気現象の一つ。大気中の電気現象のうち、目や耳で観測されるもの。雷など。
たいき‐ニュートリノ【大気ニュートリノ】
地球大気の上層部に宇宙線が衝突することで生じるニュートリノ。宇宙線(主に高エネルギーの陽子線)が大気分子の原子核と衝突してできるπ中間子やμ粒子が崩壊し、電子ニュートリノとμニュートリノが生成さ...
たいしん‐ししん【耐震指針】
1 建築物などの地震に対する安全性に関する基本的な方針。 2 《「発電用原子炉施設に関する耐震設計審査指針」の略称》発電用軽水型原子炉の安全審査において耐震設計の妥当性を判断する基礎となるもの。...
たい‐ちょう【隊長】
1 軍隊で、一隊の兵士の指揮権をもつ人。 2 ある目的で集まった一団・一隊を統率・指揮する人。「観測隊の—」
たいふう‐いいんかい【台風委員会】
北西太平洋または南シナ海で発生する台風の観測と災害防止のための国際組織。1968年アジア太平洋経済社会委員会とWMO(世界気象機関)によって設立。日本を含む12か国および2地域が参加。事務局はフ...
たいぶつ‐プリズム【対物プリズム】
望遠鏡の対物レンズの前に装着する大型のプリズム。一度に多数の天体のスペクトルを調べる分光観測に用いられる。
たいよう
昭和50年(1975)2月に打ち上げられた科学衛星SRATS(スラッツ)の愛称。東京大学宇宙航空研究所(後の宇宙科学研究所、現JAXA(ジャクサ))が開発。太陽活動の静穏期における超高層大気(主...
たいよう‐どうききどう【太陽同期軌道】
人工衛星がとる軌道の一。年間を通じて、衛星の軌道面に対し太陽のなす角が常に一定となる軌道をいう。衛星直下の地表における太陽の入射角が一定となり、同一条件の下で地表を観測できるため、準回帰軌道と組...