てん‐かん【展観】
[名](スル)作品や品物などを並べて広く一般に見せること。展覧。「寺宝を—する」
てんだい‐しかん【天台止観】
「摩訶止観(まかしかん)」の異称。
どう‐かん【洞観】
[名](スル)見抜くこと。見通すこと。また、推理や思考によらず、直観で本質を悟ること。「ありのままな精神をすなおに—する事によって」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
どう‐かん【道観】
1 道教の寺院。道士のいる建物。観。 2 仏語。人を感化して善に導くことと、みずから空(くう)の理を悟ること。化道(けどう)と空観。
ない‐かん【内観】
[名](スル) 1 仏語。内省して自己の仏性・仏身などを観じること。観心(かんじん)。 2 《introspection》心理学で、自分の意識やその状態をみずから観察すること。内省。自己観察。 ...
にちぎん‐たんかん【日銀短観】
《「短観」は「主要企業短期経済観測調査」または「全国企業短期経済観測調査」の略》日本銀行が3か月ごとに公表する、日本の経済動向に関する統計調査。約1万社を対象にしたアンケート調査をまとめて発表す...
にほんぶんかしかん【日本文化私観】
坂口安吾による評論。昭和17年(1942)、雑誌「現代文学」に発表。
はい‐かん【拝観】
[名](スル)神社・仏閣やその宝物などを謹んで観覧すること。「本殿を—する」
はいくたいかん【俳句大観】
俳句の索引。1冊。佐々醒雪編。大正5年(1916)刊。明治以前の有名な俳句約1万2000句を、初句・第2句・第3句に分け、それぞれ五十音順に配列したもの。正式書名は「三句索引俳句大観」。
ばい‐かん【陪観】
[名](スル)貴人や目上の人に付き従って一緒に見物すること。「芝居を催し、藩士ばかりに—させる例があって」〈福沢・福翁自伝〉