りつ‐ぎ【律儀/律義】
[名・形動]「りちぎ(律儀)」に同じ。「—な児心をば、見ぬいた小常が侠気(おとこぎ)なり」〈逍遥・当世書生気質〉 [名]《(梵)saṃvaraの訳。身を制する意》悪や過失に陥ることを防ぐ働き...
リボゾーム【ribosome】
《「リボソーム」とも》生物体の全細胞の細胞質中にあり、たんぱく質合成の場となる小粒子。RNA(リボ核酸)とたんぱく質からなる。伝令RNAのもつ遺伝情報を翻訳し、転移RNAの運んでくるアミノ酸を結...
リボゾーム‐アールエヌエー【リボゾームRNA】
《ribosomal RNA》リボゾームを構成するリボ核酸。伝令RNA・転移RNAの結合に関与し、たんぱく質合成に関わる翻訳の開始に重要な役を果たすとされる。rRNA。
りゅう‐しん【留心】
[名](スル)心をとどめること。留意。「綿密に—し」〈津田真道訳・泰西国法論〉
りゅうち【竜智】
《(梵)Nāgabodhiの訳》インドの伝説上の僧。密教を伝えた第四祖とされ、竜樹より法を受けて数百年生き、金剛智に伝えたといわれる。
りゅう‐ちゅう【流注】
[名](スル) 1 流れ込むこと。また、流し込むこと。「数国の彊内を経て—する者は」〈西周訳・万国公法〉 2 ⇒るちゅう(流注)
りゅう‐らん【流覧】
[名](スル)あちらこちら見てまわること。ずっと目を通すこと。「毎室を—せられんことを」〈織田訳・花柳春話〉
りょう【量】
1 測定の対象となり、大小の比較が可能なもの。質量・長さ・時間・個数など。また、測定して得られる数値や限度。「—が多い」「—より質」 2 論理学で、判断が全称判断か特称判断かということ。 3 イ...
りょうがきょう【楞伽経】
大乗経典。漢訳は求那跋陀羅(ぐなばつだら)・菩提流支(ぼだいるし)・実叉難陀(じっしゃなんだ)による三種が現存。如来蔵思想と阿頼耶識(あらやしき)思想とが交流したインド後期の大乗仏教思想を表す。...
りょう‐ご【了悟】
真理を明らかに悟ること。「知識—に至りては」〈中村訳・西国立志編〉