おう‐そ【応訴】
[名](スル)民事訴訟で、原告の訴訟に対する防御行為として被告が弁論や申述を行うこと。→提訴 →反訴
おうひのりこん【王妃の離婚】
佐藤賢一の歴史小説。15世紀のフランスの王による王妃への離婚訴訟をモチーフとした作品。平成11年(1999)刊行。同年、第121回直木賞受賞。
おおさか‐まちぶぎょう【大坂町奉行】
江戸幕府の職名。大坂に在勤し、大坂の市政と、摂津・播磨(はりま)・河内(かわち)・和泉4か国の幕府直轄地の訴訟を担当した。東西各一人の奉行が1か月交替で執務。→町奉行
おお‐じょうや【大庄屋】
《「おおしょうや」とも》江戸時代、地方行政を担当した村役人の一。代官または郡奉行の下で数村から数十村の庄屋を支配して、法規の伝達、年貢割り当て、訴訟の調停などを行った。大肝煎(おおぎもいり)。大...
おさだめがき‐ひゃっかじょう【御定書百箇条】
「公事方御定書」の下巻。訴訟・裁判・刑罰などの103条。
おにがわら【鬼瓦】
狂言。都に出てきた大名が訴訟に勝って因幡(いなば)堂へお礼参りに行ったとき、鬼瓦を見て国もとの妻の顔を思い出して泣くが、太郎冠者に慰められて、笑う。
おもて‐むき【表向き】
1 内実とは違った、世間に対する名目。うわべ。表面上。副詞的にも用いる。「—の理由」「—出張ということにしておく」 2 表立つこと。表ざた。「この話は—にしないでもらいたい」 3 政府・役所など...
おりゃ・る
[動ラ四]《「おい(入)りある」の音変化》 1 「行く」「来る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「いざさらば行かう。—・れ—・れ」〈虎清狂・猿座頭〉 2 「ある」「居る」の尊敬語。おありに...
かい‐こう【開闔】
《「かいごう」とも》 1 開くことと閉じること。「—往来しばらくもやまぬ景色の妙(たえ)なるを賞玩(しょうがん)した」〈蘆花・思出の記〉 2 平安時代の朝廷の記録所・御書所・和歌所・文殿などの職...
かい‐たい【懈怠】
1 法律用語。 ㋐ある義務を怠ること。民法上、過失と同義とされる。 ㋑一定の訴訟行為をなすべき期日にそれを怠り、また期間内に一定の訴訟行為をしないで過ごすこと。 2 「けたい(懈怠)」に同じ。